「ともに手をとり」についてのお話


 発表会を毎年の恒例にしようと決まったとき、我々にも、何かテーマ曲、タイトル曲が有ればいいな・・・、あるいは、何年か後に久し振りに顔を出したとき、この曲ならば楽譜を見なくても直ぐに歌えるといった様な愛唱歌が有ってもいいな。そんな部員達の声によって選ばれたのがこの曲でした。

 以降、演奏会のプログラムには載せなくとも、必ず最後にはこの曲を歌う。あるいは様々な場面で必ず歌われたのがこの曲です。

 第3回発表会から登場し、4回からは、1番と2番の間にハミングを入れ、そこで部長が挨拶をコメントするというスタイルが始まりました。 そのコメントの中に必ず出てきた言葉が、
「今宵の感動を胸に、これからも合唱の輪を益々広げていく・・・」
という言葉でした。

 それから暫くした後、この「輪」ということばがやたらと使われ始めまして、何でだろうと思ったら、タモリが番組の中で、「友達の輪!」 というのを流行らせていた、と言うエピソードもありました。
 我々の方が先である事を改めて強調しておきます。

 当時の合唱部の部長は、毎年の様に、女子生徒でしたから、このコメントのときに涙があふれるというのも、恒例でした。

 そんなこんなのそれぞれの思いを込めながら、この歌は歌われてきました。

  (茨木 真 様より情報提供頂きました。)2002年10月掲載


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